北京で歌うんでしょうか?つま恋はないか。
あと、クラウザーさんや矢島美容室の出番は無いんでしょうか?
先週末のお話。
地元では産業祭が催されまして、
農産物等が、安いお値段で売られていたりしたんです。
恒例の餅投げなんかもあったりして、
それなりに人が集まるイベントだったりするんですよ。
で、ですね。その産業祭に自然薯が出ていたんです。
とろろ汁にすると最高なんですよね。特にこの寒い

でも、少人数じゃ無理ですよね。
美味しく食べようと思えばそれなりに人が必要なわけで・・・。
今回は諦めムードだったんです。
でも、ちょうど祖父の命日でして、夕方には浜松へ行って
晩飯は向こうで頂くことになっていたんです。
浜松の親戚の家には、それなりの人はいる!って思った瞬間
不埒な計画が自分の頭の中でひらめきました

擂鉢(すりばち)と、擂粉木(すりこぎ)をもって、
自然薯さえ調達できれば・・・。
なんと姑息な手口なんでしょうか。
ただ自分が食べたいが為にうまーーくそう言う方向に
持っていこうっていう考えです。
でも、向こうの都合がありますんで、
自然薯を前にして

「もしもし、今自然薯を前にしてね。美味しそうなんだよね。
食べたいんだけど、今夜食べようって言ったら食べる?」
「いやぁ食べたいねぇ。でも道具がないよぉ。」
「うん、大丈夫!車に積んであるから。鯖だけ調達しておいて。じゃあね。」
とろろ汁の作り方はとてもシンプルです。
自然薯をすり鉢の中で摩り下ろし、混ぜる。
馴染んだら、日本酒を加えて再び混ぜる。
また馴染んだら、卵を加えてまたまた混ぜる。
卵も馴染んだら、濃いめの味噌汁(鯖出汁が家のやり方)で伸ばして完成。
ね


実際作るとなると大変なんです。
粘りの強い自然薯相手に擂粉木を延々回し続けるのは、パワーとスタミナが必要です。
下手に作ると、混ざらないイモが出てきて美味しくなくなります。
気が抜けるところが少ないんです。
男手が2〜3人あれば楽に出来るんですが、
今回は・・・・・気が付けば男手は自分一人

胃袋は5、6個揃っているのにですよぉ

どうみても、不埒な考えのしっぺ返しでした。
働かざる者喰うべからずですって訳ですね。
だから頑張りましたさ。次の日二の腕に張りが出るくらいに

おかげで、美味しいとろろ汁が出来ました。
少量のご飯に、のりと刻んだ分葱をたっぷりのせて、
その上にとろろ汁をたっぷりかけて食べるとですね。
幸せな気分になれますよぉ

今年の寒い冬にとろろ汁。如何でしょう?